ある間抜けな男の半日

当然私のことであるが、今日ほど自分を間抜けだと思ったことはない。今日は門真の試験場で学科試験を受け、合格して免許証を交付されるはずだった。それなのに、モノレールの中で身分証明証(学生証)を持ってくるのを忘れたことに気がついた。もうどんなに急いで取りに帰っても間に合わないことが明らかだったので、そのまま門真から京阪で梅田へ出ることにした。

梅田ではジュンク堂書店に寄って、発売されているとご自身のブログにあった内田樹先生の新刊、「村上春樹にご用心」を購入した。流行には3歩下がって従う(あるいは全く従わない)大和撫子の見本みたいな僕が、発売直後に本を購入するのは大変珍しいことである。もっとも、以前に買った「街場の中国論」も「逆立ち日本論」もほぼ発売直後に購入しているので大和撫子はそろそろ返上するべきかもしれないが。「村上春樹にご用心」は今週末東京へ行くときに新幹線の中で読む予定である。

本を買った後は、昨日も夕食を食べたポムの樹に行って昼食をとった。2日連続でオムライスである。幸せ…。おかげでオムライス研究も進んだし。という無駄なような無駄でないような半日を過ごしてしまった本日であった。