2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

眠読

この世には眠たいときに読むべきではない種類の本というのが存在する。哲学の本はその最たるものである。読んでも読んでも右から左。全然頭に残らない。物理の本を読みながら寝てしまったときは反対に面白い経験をすることがある。読みながらイメージしてい…

不規則な眠気

最近は概ね朝方だけど、変な時間に眠気が襲ってくる。今日は夕方だった。梅田に用事で出ていて、ついでに帰りにロフトに寄ろうとして歩いているときにひどい疲れがやってきた。エスカレーターの手摺りにもたれかかって上階まで登り、用事(下見)をすませて電…

偏った食事

このところ毎日昼か夜どちらかが必ずパスタである。しかも僕が作れるパスタはペペロンチーノかベーコンと青葱の和風パスタだけなので、完全に栄養が偏っている。炭水化物と脂肪分。最悪だ。でも以前に比べたら使える食材の数自体は増えた。特に大根やセロリ…

前言撤回の人生

科学的思考の本質は前言撤回にあることに気がついた。正確には気がついたというのは嘘である。色んな人が言っていることややっていることの意味がわかったというのが正しい。ニセ科学がなぜ科学ではないかというと、それが科学的事実と異なっているからでは…

百鬼園随筆

内田百けん先生の「百鬼園随筆」を読み終えた。よく笑った。それも眠れない夜に床の中で読みながら声を上げて笑うのだから、いい近所迷惑である。これに続く「続百鬼園随筆」という本があるはずなのだけど、いつの間にか駅前のブックファーストから消えてし…

ある受験者の受難

今週頭の日曜日、基本情報技術者試験を受けに行ったときの話である。実は試験当日は2時間しか睡眠をとっていない。普通に考えれば、直前まで勉強していたのね、と言われてもおかしくないところだけど(実際に言われた)、単に昼夜逆転していたので眠れなかった…

掃除とバッハと下流志向

今日は昼から家の掃除。散らばった床の新聞紙をまとめ、散乱した本棚に入り切らない本たちを何とか本棚の隙間に押し込む。机とテーブルの上を整理して、ふきんで水拭きする。こびりついた埃をティッシュを水に塗らしてこすり落とし、台所周りと洗面台を掃除…

メジャーとマイナーのためらい

世の中には、メジャーになって欲しいと思うものと、マイナーなままでいて欲しいと思うものとがある。後者は、例えば(十分有名だけど)ラーメンズである。その心は、真に実力のある彼等が今のまま、彼等の個性のままにオリジナルのものを作り続けて欲しいとい…

古典回帰

関西圏の大学のクラシックギター部では、古典作品が再び好まれているらしい。古典作品と言っても、クラシックギターの歴史はそう古くないので、せいぜい19世紀から20世紀初頭にかけてのスペインの作品だけど。グラナドスとかタレガとかのことだ。「アルハン…

速読のどこがいい

月曜日にふと本棚から取り出した本に、速読術の話が書いてあった。昔は一瞬でページを読み飛ばす速読術に魅かれたこともあったけど、今は全く興味がない。むしろ嫌悪感を感じるくらいである。本を読んでいる時間はとても幸せなものである。面白い本であれば…

ようやくと言うにはあまりにも

やっと本日自動車の運転免許を取得した。卒業検定に合格してから約一月、ようやくと言うにはあまりにも長過ぎるかもしれない。でも仕方がなかったのだ。だって今週頭の日曜日には基本情報技術者試験があったのだから。それからぼちぼち復習をして、今日門真…

カミュを読む

今読んでいる本はカミュの「ペスト」。「異邦人」を読んだら思いの他面白かったので、もう一冊読むことにしたのだった。ちなみに僕はカミュについて説明できるほどカミュについて知らない。サルトルとの論争に負けたことくらいしか知らない。個人的には、カ…

家事は本質的に不毛であって

常々自分はなぜ家事をするのだろうと考えてきた。特に片付けと掃除である。フライパンを洗っては使い、使っては洗い、これでは使うために洗っているのか洗うために使っているのかわからないというものである。昔、アインシュタインが来日したときしきりにパ…

目の下に飼われている大きな熊さんのお話

最近生活習慣が乱れている。普段からなぜか目の下の隈が消えない僕だけど、こんなときは覿面に隈が濃くなってくる。鏡で見てみると、目の下がかなりはっきりと腫れていた。眼鏡くらいでは誤魔化しが効かないかな。そういえば、昔部活の後輩の女の子とこんな…

生きてます

日曜日の基本情報技術者試験が終わってから超短期的な無気力症候群に陥っているalpha24です。意味もなく2日間更新をサボったら何だか自分が生きてないような気がしてきて、おもむろにキーボードを叩き始めた本日の私でした。無気力症候群はおそらく一昨年あ…

秋は短調の大学生活

大学に入学した頃の話。下の日記に書いたようなわけで、僕はALICEの「秋止符」やビートルズの「Yesterday」が好きであった。その他、好きな曲は(クラシックがほとんどであるが)大体短調であった。そのため、僕は当初nr53に随分と暗い人だと思われていたらし…

秋のALICEとYesterday

季節は秋である。本格的に秋物を取り出し、起きてから寝間着のままでいると寒く感じるようになってきた。秋と言えば、僕の好きな歌に「秋止符」(「終止符」と同じ読みをする)というのがある。若い人は知らないだろうな〜。古い歌で、70年代フォークソンググ…

誰もいない部屋から人の声がした風呂上がり

今日、風呂からあがって体を拭いていると、部屋の中からボイスチェンジャーを通したような声が聞こえた。部屋にはもちろん誰もいないし、テレビもついていない。きっと外から聞こえてるんだろうと思って洗面所から出てみると、明らかに部屋の中から声がして…

コーヒーが飲みたければ

うちはワンルームアパートであるので、非常に狭い。もちろんキッチンももの凄く狭い。従って、食後にコーヒーが飲みたくても調理の後でキッチンが片付いていない状態では、コーヒーをいれるスペースがない。つまり、コーヒーが飲みたければ先にキッチンを片…

読むべき本は、いつも自分からやってくる

今日は中高時代からの友人、KKTと梅田で食事。ヨドバシカメラの食堂フロアでとんかつを食べる。いつも通り会社の愚痴を聞き、研究室時代の愚痴を聞いてもらい、来年から就職する僕へのアドバイスを聞く。その間に話は互いの将来、共通の友人、そして大学にお…

秋物の憂

先日、自分が思っていたより秋物の服を持っていないことに気がついた(僕はよく自分のことを他人事のように気がつく)。1つ考え得る有力な理由がある。身体が小さくなっているのだ。僕は高校時代陸上でハンマー投げをやっていた。毎週筋力トレーニングで体を鍛…

ホワイトボックス

プログラムのテスト方法にブラックボックステストとホワイトボックステストがある。名前から想像できる通りブラックボックステストは内部構造に着目せず、インプットとアウトプットに着目するテストで、ホワイトボックステストは内部構造を主にチェックする…

花粉症?

ようやく生活のリズムが朝方に戻ってきた。今日も朝はやや早起きで、快調に基本情報の勉強を進めている、と言いたいところなんだけど、実はちょっと調子を狂わせている。くしゃみがひどく、目がかゆい。朝鏡をのぞいたら恐しいまでに兎目になっていた。症状…

高パスタ率な食卓

最近食事におけるパスタ率が高い。その主たる要因は冷凍のごはんを切らしてしまっていることなのだけれど、それはそれで良いパスタの練習になっている。今では茹で上がりをアルデンテにすることができるようになった。しかしながら、一言言わせていただくと…

もーふ

昨日ついに毛布を出した。寝間着も秋用の薄い長袖長ズボンにした。と言うか今まで真夏の格好で寝てたのが間違っているのかもしれない。

失敗作

エビとアスパラを使って炒め物を作ったんだけど、これが見事に大失敗。にんにくが焦げ付き、エビは半生で、アスパラは薄く切り過ぎ、塩、胡椒を入れ過ぎた。おまけに量が少なくて全然足りてない。これほどの失敗にはなかなかお目にかかれないものである。ま…

ノーベル文学賞その2

ノーベル文学賞で思い出した。オルハン パムクが受賞したのは昨年度だっただろうか。OSTに勧められて「わたしの名は紅」を読んだけど、あれは大変面白かった。ミステリーなんだけど、ミステリーの枠を越えて一つの文学作品になっている。東西の文化の混ざり…

運動不足がたたる日々

今日も家で基本情報技術者検定の勉強。他にやったことと言えば、ギターの練習と読書と料理。大体いつもと同じである。これでは運動不足にならない方がおかしい。椅子に座って問題を解いていると、段々太ももの裏とかふくらはぎとかがだるくなってくる。足の…

真夏の寝間着

最近朝晩がそこそこ冷えるようになってきた。さすがにそろそろ真夏と同じ格好で寝るのは無理があるだろうか。でも厚手の寝間着を着ると今度は暑くなりそうだし。悩ましいところである。

ノーベル文学賞

去年は村上春樹が受賞するか、と言われていたけど逃し、今回も残念ながら逃してしまったようだ。真に残念である。去年は正直なところ、まだ読んだこともなかったのでそれほど興味がなかったんだけど、今年これほどはまってしまったので受賞者の発表が大いに…