秋物の憂

先日、自分が思っていたより秋物の服を持っていないことに気がついた(僕はよく自分のことを他人事のように気がつく)。1つ考え得る有力な理由がある。身体が小さくなっているのだ。

僕は高校時代陸上でハンマー投げをやっていた。毎週筋力トレーニングで体を鍛え、入部1年後には体つきが一回り大きくなった。大学に入学してからはクラシックギター部に入部し、特に運動をせずに大学生活を送った。その間に鍛えた筋肉がみるみる張りを失い、今ではそれほど沢山の贅肉はついていないものの、胴回りがぷにぷにしてきている。そして、身体は一回り小さくなった。おかげでこれまでに買った服が相対的に大きくなってきた。肩、二の腕、太ももなど部分的に太かったために元々大き目の服を着ていたせいもあって、ちょっと古めの秋物を着るとnr53に出会い頭に笑われてしまったくらいだ。確かに鏡でよく見てみると胸から下がでろんとしていて大変格好悪い。

そうなると、着ることができる秋物はかなり限られてくる。あまりおかしな格好で出歩くとnr53やKKTに怒られそうなので、いくらか調達する必要がありそうだ。というわけで、来週末あたりには秋物探しに梅田か三宮に繰り出す計画なのである。そして財布の中身と預金残高に青くなり、いつも通りのかつかつな生活が続くのである。