むっしゅ りゅるとん

一昨日、これまで飲んだことのあるワインのシャトーを地図上で発見しようと血眼になってネットで検索をかけていると、偶然ピエール リュルトン氏が自身の所有するシャトーについて語っている映像を発見した。氏の所有するイケムとシュヴァル ブランはどちらも数万円はする高級ワインだけど(シュヴァルブランの05年は10万円を越えたようだ。それでも売り切れてるけど)、この人はシャトー マルジョスという1000円台のワインをプライベートに作っている。今の僕はいくらなんでもワイン一本に数万円は出せない(破産してしまうよ)からシュヴァル ブランとイケムは当然飲んだことないのだけど、このマルジョスはお気に入りである。アントゥル ドゥ メールにあるこのシャトーは、リュルトン氏が超有名シャトーを離れて個人的に作る自分のワインであり、恐らくそこにはシャトーの理想ではなくて自分のワインの理想が描かれているのではないかと思う。一般的なテロワールからこれだけ美味しいワインを作るのだから、シュヴァル ブランやイケムはさぞ美味しいのだろうけど、飲めるのはいつになることやら。ともかく、僕はこのワインを作るピエール リュルトン氏とこのマルジョスというワインそのものが大好きである。