ナチュラルチーズ

最近ナチュラルチーズに凝っている。ふと気がついて冷蔵庫の中を見てみると、チーズだらけになっていた。料理用にモッツァレラが常備してあり、ワインのあてにカマンベールが2種類。あとブルサンっていうチーズ。

ブルサンはフレッシュタイプ、つまり熟成させないやわらかいタイプのチーズで、そのままで食べるよりも何かに塗りつけて食べるか料理の添え物にするのが良い。ものの本には「オードブル、スナック、ハーブ入り(のブルサン)はステーキに添えても良い」と書いてあるが、どれも一人暮らしではあまり縁のないものなので普通に食パンを焼いてマーガリンの代わりに塗りたくって食べている。コショウい入りなので少々スパイシーだけど結構いける。合うワインとしては「コクのある赤」などとも書いてあるので夜食にもなり得る。

他にも、これまで青かびタイプのゴルゴンゾーラ(イタリア)、ウォッシュタイプのピエ ダングロワ(フランス)、ハードタイプのエメンタール(スイス)などを食べてみた。特に気に入っているのがエメンタールで、チーズフォンデュなどに使うチーズなんだけど料理するのが面倒なのでそのままガジガジかじって食べた。食べ始めるとえびせん状態になるのが恐ろしいところだ。気がつくと半分くらいなくなっている。

楽天で調べてみると、パルミジャーノレッジャーノ(イタリア)がハーフサイズ(約18kg)で売っていた。誰が買うんだろう。しかも賞味期限が未開封のままで2ヶ月。食べきれないよ。一日に一個しか作れない上に熟成に時間がかかるというパルミジャーノレッジャーノ。イタリアでは次のパルミジャーノレッジャーノを作るために銀行にこれを丸ごと預けてお金を借りるらしい。そうか、ハーフサイズを買ってお金を借りればいいんだ。